3069 Voice のよくある質問
- 変性エポキシ樹脂とは?
- 塗布する面積、厚みによって硬さと柔軟性をそなえた樹脂です。 厚く盛れば硬さが、薄く塗れば柔軟性が優先されます。
- 硬化剤:主剤を1:1の混合ですが、計量は必要ですか?
- 計量していただくのが一番良いのですが、少々(1割程度)の誤差では大丈夫です。 それより、しっかりと混合して下さい。
- 硬化5分タイプですが、一年中5分硬化ですか?
- いいえ、外気温度に非常に影響されます。 外気温度が23℃で2液混合後に約5分後に硬化が始まります。 完全硬化には24時間かかります。
- 外気温が高いときはどうなりますか?
- 外気温度が高いときは、例えば30℃以上の時などは2液混合後1~2分で初期硬化します。 夏季の作業には気を付けて下さい。
- 外気温度が低いときはどうなりますか?
- 外気温度が低いときは(10℃以下)、なかなか硬化が進みません。 このような時、とくに冬季は2液混合後に塗布した接着剤にドライヤーなどで加熱して下さい。約1~2分が目安です。
- 24時間以上経たなければ研磨作業はできないのですか?
- いいえ、目安は硬化した接着剤表面にツメが立たなくなれば研磨作業は可能です。 23℃以上で約30分~1時間後、冬季は加熱して硬化スピードを上げる事で同じように作業して頂けます。
- 研磨する際は、ペーパー目は何番が最適でしょうか?
- 180#~240#で研磨できます。
エポキシ樹脂の接着剤では非常に研磨性が良い接着剤です。
- 研磨後のパテの載りは良好でしょうか?
- 色々なパテ、メーカーによって差は出ると思いますが、研磨後、しっかりと脱脂後にDeepPrimer(VD80)を塗布し、その後パテ作業を行って頂ければ大丈夫です。
- すべての樹脂、プラスチックに対応できる接着剤ですか?
- いいえ、より多くの樹脂、プラスチックに対応できるように開発は進めてますが万能ではありません。
- 多くの樹脂、プラスチックがありますが、何か目安となる事はありますか?
- 一番簡単な目安として溶剤に弱い樹脂か強い樹脂で判別できます。 (シンナー、アセトンなどで溶ける樹脂か溶けない樹脂かです。)
- 耐溶剤性に強い、弱いでどう作業内容は変わるのですか?
- シンナー、アセトンなどに溶ける樹脂、プラスチックはサンディング、脱脂で接着が可能です。しかし溶ければ樹脂にはDeepPraimerを塗布して下さい。より良い接着強度が確保できます。がポリエチレン(PE)、シリコン樹脂、テフロンなどには強度のある接着はできません。
- ステンレスにも使えますか?
- 使えます。しかし、あまりお勧めはいたしません。
GB-7(エポキシタイプ)もしくは GM-5520(構造用接着剤)の方がより向いているでしょう。
- 樹脂パーツでプライマーは要る?要らない?
- 脱脂作業のみで強力に接着する場合と脱脂作業後にプライマー処理を行わないと接着しない樹脂とにわかれます。
脱脂作業のみで強力に接着する樹脂には、ABS、PC、アクリル、塩化ビニル、など溶剤に犯されやすい樹脂パーツは脱脂作業のみで強力接着する事ができます。
脱脂作業後にプライマー処理を行わないと接着しない樹脂にはPP、PE、ウレタン、PA、PA66、FRP、カーボンなどがあります。この他にもゴム素材もプライマー処理を行うほうが良い場合があります。
簡単な見極めはシンナーやアセトンクリーナーに溶けるか溶けないかで見極めは可能です。
溶ける場合、脱脂作業のみで強力に接着します。場合によってはサンディングが必要になります。
溶けない場合、脱脂作業後にプライマー処理が必要になります。
是非とも確認後に使用して下さい。
- ディーププライマー VD-80 について教えてください。
- お問い合わせの多い商品です。
特にここ最近は多くのお問い合わせが、鈑金塗装関連の方々が補修作業でよくであわす樹脂パーツの接着作業、パテによる補修時の密着不良、シボ加工された合成樹脂の内装樹脂パーツへの両面テープでの部品の取り付けなど、自動車に特に多く使われているPP樹脂、再生樹脂には脱脂作業だけでは密着が悪く、安心して作業をすすめられる下処理剤が要求されています。
現場の方々からの大きな信頼とクチコミでの広がりでディーププライマーのお問い合わせがふえてきました。
ウエスに少量を染み込ませ樹脂表面に塗布します。冬季でも30秒程度で表面処理を終え連続で接着、パテ作業にとりかかれます。
PP樹脂の補修には是非ともご使用してください。
- PPクイック用のプライマー PPー1プライマーとディーププライマーの違いを教えてください。
- PPー1プライマーは、シアノン接着剤と瞬間接着剤用の下処理及び硬化促進剤入りの専用プライマーとなります。
それに対して、ディーププライマーは、ウレタン接着剤やエポキシ接着剤、パテ、両面テープなどの密着アップを目的とした表面処理剤になります。プライマーとは最初に塗布する塗膜の様なもので、その塗膜が次にのせる素材とどれだけ相性が良いか! 又、次の素材の性能をどれだけ発揮させられるのか!などの点から申し上げても、とても重要な処理になります。
お互いが助け合いながら次に繋げていく事で、先ずは脱脂作業、続いては下処理工程、ここまで手際よく迅速に行っていただく事で、その後の接着、パテ処理、塗膜の成形などはゆっくり行っていただけます。
又、素材との相性で下処理用のプライマーには違いが出ます。たとえ同じPP素材でも、どの接着剤を使用すると良いのかなどの疑問には、プライマーを変更することで、より良い結果を得ることが出来ます。
性能アップには、是非、プライマー処理をお勧め致します。
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